私はほくじゅりと学生時代を過ごしたかった
ハロー!パラレル!
もしパラレルワールドがあるのなら学生時代に戻って
松村北斗、田中樹と同じ学校に通いたかった。そんでもって三角関係になりたかった。
そんな気持ちは今は嘆いても仕方がないので
文章にしたためていきたいと思いました。ただのオタクの妄想です。
【関係性】
◎田中樹とわたし
中学校から高校までクラスが一緒、家が徒歩3分圏内。
成績は私のが格段に優秀で絶対同じ高校に行くはずないなと思ってたけど、
彼はバスケ部のキャプテンで高校側から直々に部活推薦が来て同じ高校になる。
◎松村北斗とわたし
高校から一緒、話したことは全くない。
よく成績優秀者の名前が職員室の前に張り出されていて
いつも上位に【松村北斗】って書いてあるから名前と顔だけ一致する。
①3人で同じクラスになりたい
高2のクラス替えで同じクラスになる。リアルに私の名字がま行なので
出席番号順で座ると、北斗くんと前後になるんだよね~~~~
せっかく同じクラスになったし、話しかけようかなって何度も挑戦するけど
休み時間は勉強してるか読書しているか、ちょっと男友達と話すかで
と~~~っても話しかけづらい!!!!!!!
そんで、樹とは家が近くて帰る方向が同じだから、樹の部活がない日は
暗黙の了解で2人で帰るのがお決まりになってる(少女漫画でありがち)
なおかつ樹はチャリ通学なので、学校から少し離れて人気が少ないとこになったら
「おっけー、この辺でいいっしょ」
ってチャリの後ろに乗せてくれます。
樹の自転車って絶対ケツアゲしてるし、
2ケツ絶対うまくない??????
全然おしり痛くならないし、段差とかあったらちょ~~~ゆっくり通ってくれるし、
砂利道とか通るとき「ガタガタするから気をつけろよー」とか言うし
背中から汗と香水が混じった男の匂いがする。わかる。
で、いつものように下校してたら、全く同じ方向に帰る北斗くんを見かける。
今までは全然気づかなかったけど案外家近いのかもと思って
コミュ力おばけの樹と一緒に話しかけてみる。
そしたら思ったより話しやすいし、ツッコミキレキレで面白いし
すぐ3人で仲良くなるんだよね(急に)
②北斗くんの魅力に気づきたい
進級して最初の方って委員決めするじゃん?
で、新聞委員の枠がずっと決まらずに空いちゃってのね。ていうのも
新聞は毎月出さなきゃいけないから放課後とか残って作業することが多く
みんなやりたがらない。
私は部活も入ってないし、放課後ド暇だけどやりたくないから影を潜めてたら
樹に「せんせー、こいつ部活も入ってないしいっつもコンビニでアイス買って帰るだけでめっちゃ暇っすよ」ってチクられて新聞委員にされます。
で樹がざまーみろみたいな顔でこっち見てくるからくっそ~~~~~って思ってたら
「あー、俺も暇だしやろうかな」
ってつぶやいた人がいるんですよ。あ、Twitterじゃなくてその場で。
誰だと思いますか?正解、北斗くんです。
そんで2人で新聞委員をやることになって、
合法的に2人きりになる機会が増えます。
週に何回か放課後残って、一緒に話しながら作業してて
笑うと犬歯が見えるところや以外と字が綺麗なところ、
すらっとしてるのに骨張ってる手とか
今まで知らなかった北斗くんに気づくし、なおかつ異性では
自分しか仲良くしてないから、特別感を感じていくんだよね。
学校からの帰り道も、ベラベラ喋ることに夢中で
車道の方にはみ出ちゃってることに全く気づかない私の肩を軽く寄せて
ナチュラルに歩道側にして
「ん、そんで?」って話の続きを聞いてくれたり
何も言わずに家の近くまで送ってくれて「また明日」って
軽く手を振ってくれるところもあれ…好きかも…ってなる〜〜
③3人でお祭りに行きたい
少女漫画で、三角関係の定番スポットって言ったら地元の祭りなわけですよ。
もう祭りであった出来事がその後の運命を変えるって言っても過言じゃないよね。
いつも樹と樹の兄弟と、私と私の妹たちで毎年行ってる地元のお祭りがあるんだけど、今年は都合が合わなくて樹と2人で行く???ってなるんだけど
「だったら北斗誘わね?あいつどうせ暇でしょ」
って言って3人で行くことになる。
色んな出店に目を奪われてたら
案の定2人を見失う訳です。
そのお祭りは地区で一番大きいから
結構人混みで紛れちゃうとなかなか再会しにくい。
毎年祭りに行く度にはぐれるのはド定番のアクシデントだから
ド定番に樹から電話がかかってくる。
「お前さぁ」(第一声、絶対言うランキング1位)
「ごめんやっぱ迷子になった」
「今どこ」
「えーと、わたあめ売ってる店の近く」
「わたあめ売ってるところなんてたくさんあんだろ。もっと他に目印ないの?」
人多すぎてわかんないよ~~~~~~~
って半泣きになってたそのときに、
人混みの中からぐっと腕を引かれて
「じゅr「見つけた」
パッと振り向くと北斗くんがいるんだよねええええええ!!!!!!!!
で、北斗くんが先に見つけてるところを遠くで見てる樹…(想像だけでエモ)
④樹を意識したい
それから樹に恋愛相談とかしちゃうんだよね~~~
でも大体は「俺北斗じゃねーし、わかんねーよ(笑)」とか言われて
あんまり良いアドバイスをもらえない…
まあ、ゆっくりアプローチすればいっか~なんて呑気に考えてたら
北斗くんと綺麗なお姉さんが休日デートしてるところを偶然見かけちゃうんだよね。
あ、北斗くん…彼女いたんだ。
って、告ってもないのに勝手に失恋した気分になって樹に泣きつく。
北斗くん女の人と歩いてた( ; ; )( ; ; )
学校だと女の子と親しくしてるの見たことなかったから(泣)(泣)
ってワンワン泣いてたら樹が軽く私の髪を撫でて言うんだよね
「あのさぁ…」
「俺のこと、男として意識したことある?」
「俺けっこー良い男だと思うけど(笑)」
って、、、、そんな寂しそうに笑わないで、、
そういえば、樹。中学生のときより背も伸びて声も低くて、ガリガリなのは変わらないけどよく見たら筋肉ついてるし……あれ、めちゃめちゃ男の子じゃん……
って樹を少しだけ意識し始めちゃいますよね
⑤北斗くんに意味深発言されたい
告ってもないけど勝手に振られた気分になって、放課後の新聞委員の作業中も、前みたいに上手く話せなくなっちゃうんだよね〜
黙々と作業だけ進めて、交わす言葉は特になく過ぎてく時間。
「あ、じゃあ今日はここまででいいかな?資料、職員室に片しておくね。北斗くんもう帰ってて大丈夫だよ」
って全く目を合わさないように立ち上がったら二の腕あたりを引っ張られて
「俺なんかした?」
って察しのいい北斗くんは聞いてきます。まあ多分誰でも聞いてくるとは思いますけど。
「いや、え、」
「ずっと俺と顔合わせないよね」
「……」
「理由もわからずに避けられるの、結構きついよ」
って私とは相反するようにまーーーっすぐ見てくる漆黒の瞳で。
もうそんなワンちゃんみたいな顔で見ないで〜〜話すから〜〜!!!!!と赤面して
北斗くん休日女の子といたよね?っていう話をします。
「あーーー…あれ、いとこだよ」
「え?!」
「こっちに遊びにきてて、何もないって言ってるのに案内しろってうるさいからテキトーに連れ回してた」
な〜〜んだ………そうなんだー、、、
一人で勘違いしちゃって馬鹿みたいだ ほんとごめんね北斗くん!!!!!!!変な態度とったりして!!!!!!
って全力で平謝りして
「いや、誤解が解けてよかったよ。誤解されたまんまだと色々不都合だし」
不 都 合 ?
「とりあえず今日はもう帰ろうか。下駄箱で待ってるね」
え、不都合ってなにが?なにそれどういうこと…?って悶々としながらもその日は終わった。
ここからはちょっとめんどくさくてやめます
今後の展開としては
第3話「北斗と樹が大喧嘩?!ちょっと一体何があったのよ?」
第6話「後夜祭は誰と過ごす?ドキドキお化け屋敷で一波乱!」
第8話「揺れ動く恋心。」
第10話「もう私は自分の気持ちに嘘つかない」
第12話「あのさ…俺、」
となっているのでお手元の書店でご購入ください。
以上!SixTONESでした〜!!!!!!